玉縄城は玉縄の城。鎌倉・大船・玉縄、玉縄歴史の会。

活動内容

活動内容:平成30年(2018年)

定例会・公開講座

開催日平成30年12月2日(日)13:35~15:40
テーマ第253回公開講座:『明治3年 城廻村村明細帳』を読む
講 師平田 恵美 氏(鎌倉市中央図書館 近代史資料収集室)
小坂 勝代 氏(当会世話人、古文書の会会員)、岩間 勝之 氏(当会会員、古文書の会会員)
会 場玉縄学習センター分室 2階(第3集会室)
参加者28名(会員23名、一般5名)
内 容平田講師から『村明細帳』についての解説が行われた後、小坂講師が自宅に保管されていた『城廻村明細帳』の逐条読下しを行った。その後、岩間講師より当時の借金証文4種を読下し、解説された。なお、平田講師には全般にわたる解説もしていただいた。

平田先生

小坂氏

岩間氏
開催日平成30年(2018年)11月4日(日)13:35~15:45
テーマ第252回公開講座:古墳時代の横穴古墳~いたち川流域の様相~
講 師柏木 善治 氏(かながわ考古学財団 調査研究部長)
会 場玉縄学習センター分室 2階(第3集会室)
参加者38名(会員27名、一般11名)
内 容古墳時代の終末期(西暦600~720年頃)を中心に、古墳と横穴墓の形態的特長や地域的分布状況、ならびに埋葬に関する副葬品や線刻画の特徴などを解説の後、いたち川流域や洗馬谷横穴墓の状況につき詳しく解説いただいた。

柏木先生

講演会場の様子

真鍋先生

講演会場の様子
開催日平成30年(2018年)9月2日(日)13:30~15:30
テーマ第250回公開講座:鎌倉幕府の兵站基地『山之内荘本郷』
講 師北条 祐勝 氏(前 光明寺住職、本郷郷土史研究会会長)
会 場玉縄学習センター分室 2F(第3集会室)
参加者38名(会員29名、一般9名)
内 容山之内荘本郷は、元々一大穀倉地帯と製鉄工人集団が存在した地勢的な特徴を持っていた。初期の鎌倉幕府は糧秣・兵器の兵站基地としてその特長を生かし、かつ幕府の艮(うしとら)の方向に證菩提寺の前身である大寺を建立し、幕府鎮護のの宗教的要地化した。しかし、幕府が安定化するとその性格が変化していった。その経緯を詳しく解説していただいた。

北条先生

講演会場の様子